ミラまちクリニック

傷あと
(瘢痕、肥厚性瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮) Scar

傷あとについて

創部の処置・相談など、一般的な外科的疾患に全て対応します。

外傷や手術などによる皮膚の傷は、治癒後に「傷跡」となる事があります。
傷跡とは、医学的には「瘢痕」と呼ばれ、目立つ場合や痛み・痒み、あるいは見た目で患者さんにとって深刻な悩みとなる事があります。
外傷や火傷だけでなく、リストカットなど、他人から見える部分の傷跡は、本人とって肉体的にも精神的にも深刻な悩みとなる事があります。
まずは些細なことでもお気軽にご相談ください

整形外科

このような症状はご相談ください

  • できた傷を残さないようにしたい
  • 傷が治っても跡が残っている
  • やけど痕が気になる
  • けがで皮膚がひきつれてしまった

傷跡治療の目的

残念ながら、完全傷跡を消すことは難しいですが、さまざまな方法で見えにくくすることはできます。
また、痛みや痒み、服が擦れると違和感があるなどの傷跡も、ある程度の症状緩和を図る事ができます。
治療の一番の目的は、個々の傷跡の特徴に合わせ、患者本人が傷跡に対するコンプレックスを軽減できるかどうかとなります。

傷跡には種類があります。
①未熟性瘢痕
②成熟瘢痕
③肥厚性瘢痕・ケロイド
④瘢痕拘縮

傷跡の種類

未熟性瘢痕

傷が治ってまだ日が浅い、傷跡に赤みや硬さが残っている傷です。
皮膚の状態がまだ落ち着いていないため、傷を保湿すること、紫外線を浴びることによる色素沈着を予防するためにしっかりと日焼け止めを塗ることが大切になります。

成熟瘢痕

傷が治ってからある程度の時間が経過しており、基本的には痛みや痒みなどの症状がない傷です。
傷跡は通常白っぽい見た目ですが、色素沈着したものは茶色っぽくなっていることもあります。
傷の状態によって凹凸があったり線状になっていたりします。

肥厚性瘢痕・ケロイド

傷が治ってからある程度の時間が経過しても、赤く盛り上がっている状態の傷です。

肥厚性瘢痕は元の傷の大きさを超えることはなく、痛みや痒みなどの症状は軽度のことが多いですが、ケロイドは元の傷の大きさを超えて広がっているのが特徴で、症状も強いことが多いです。

瘢痕拘縮

傷が治った部位の皮膚がひきつれて動かしにくくなってしまった状態です。
動かしにくいことにより日常生活に支障が出ることがあり、手術が必要となることがあります。

傷跡治療の種類

内服治療:内服薬による治療です
外用薬:傷に軟膏や貼り薬を貼る治療です。
注射治療:ステロイドやボトックスなどを注射します。
レーザー治療:レーザーを傷に照射することにより、傷を目立ちにくくする治療です。
手術:傷を目立ちにくくするために手術を行います。
放射線治療:通常、手術と組み合わせて行う治療です。

当院の傷跡治療の特徴

院長は心臓血管外科を専門にしておりますが、一般外科疾患の診療経験および知識も豊富であり、傷跡の治療にも精通しております。
患者さんの傷跡について、個々のお悩みに寄り添いながら最適な治療法を共に追求していくことを目標としています。
当院の傷跡治療は自費診療がメインとなりますが、症例によっては保険診療も可能です。安心してご相談ください。

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